依存関係の設定
アクティビティ間の依存関係(前後関係)を設定する方法を説明します。
依存関係とは
ある作業が完了しないと次の作業を開始できない関係のことです。ADM(アロー・ダイヤグラム)方式では、イベントノード(結合点)を共有することで依存関係を表現します。
依存関係の設定方法
ADM方式では、アクティビティの終了ノードと次のアクティビティの開始ノードを同じノードにすることで依存関係が成立します:
- 描画モードで、先行アクティビティの終了ノードから後続アクティビティの開始ノードまでドラッグします
- 新しいアクティビティ(矢印)が作成され、依存関係が設定されます
ダミーアクティビティ
作業の実体はないが、依存関係のみを示す場合はダミーアクティビティを使用します:
- アクティビティを選択します
- プロパティパネルで「ダミー」にチェックを入れます
- 矢印が点線表示になり、所要日数は0日になります
ダミーが必要な場面の例:
- 作業Aと作業Bが完了しないと作業Cを開始できないが、作業Aと作業Bには直接の依存関係がない場合
- 並行作業の合流点で、一方の作業のみが後続に必要な場合
依存関係の変更
依存関係を変更するには、アクティビティの接続先ノードを変更します。ノードをドラッグして別のノードに重ねると自動マージされ、接続先が変わります。
CPM(クリティカルパス法)による自動計算
依存関係を設定すると、Con-Scheが自動的にCPM計算を行い、以下を算出します:
- 各アクティビティのES/EF/LS/LF
- トータルフロート・フリーフロート
- クリティカルパス(赤色で強調表示)
- 各イベントノードのET/LT
計算結果はプロパティパネルで確認できます。